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zoom RSS 食話§“ギョウジャニンニク”と“熊韮”

<<   作成日時 : 2007/04/17 12:03   >>

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雪解けのまだ終わらないゴールデンウイークの時季に尾瀬に入ったこ
とが何回かある。もちろん尾瀬沼は雪と氷の下。

いつも大清水から歩き始めて、岩清水からはまっすぐ冬路沢を三平峠
あたりを目指して登り、尾瀬沼に下り立つ。元々が基礎体力に欠けて
いて、それだけでも小屋に着いたらバテバテという情けなさなのだ。

そんな頃に食べられるのが“ギョウジャ(行者)ニンニク”と呼ばれる
ニラに似た葉っぱで、檜枝岐側か片品側の雪の消えた林の中で自生し
ているのを摘んでくるのだ。

お浸しにするとニンニクの臭いがぷーんとしてくるし、軽く衣をつけ
て天ぷらにしてもうまい。ニラはどちらかというと苦手かも知れない
が、名前が代わった程度で食えるのだから世話はない。

……などという山の記憶から幾星霜……ドイツやオーストリアなどで
“Bärlauch(ベアラウフ)”という植物のスープがあることを知った。
辞書を引くとまさしくギョウジャニンニクで、ドイツでは“熊韮”と
いう呼び名で食べられていることはとても新鮮なことだった。

ドイツやオーストリアあたりは平地であっても尾瀬のような湿地帯が
普通に存在していて、それに付随する林には食用可能な植物が自生し
ている。それを我々日本人と同じく利用しているのである。

ところで、今日の朝刊でギョウジャニンニクと間違えてイヌサフラン
を食べた夫婦のうち夫が死亡、妻が入院したという記事があった。野
草やキノコは経験のない人間だけで採りにいくのは危険なのだ。

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