ひだまりのお話

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help リーダーに追加 RSS 劇話§五月大歌舞伎・新橋演舞場(夜の部)

<<   作成日時 : 2007/05/08 12:05   >>

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吉右衛門の法界坊が観たくて新橋に行ってきた。

もう一本の『妹背山』を観るのは初めてである。数年前に歌舞伎を観
始めた直前に歌舞伎座で通しをやったようだが、以来縁のない作品で
どんなものかという興味もある。この日は“三笠山御殿の場”だそう
で、どうも妹背山全体の筋を概要でも把握していないので、前後の様
子も掴めぬままの観劇。要するに“大化の改新”をベースにしたお話
だとわかってはいても、江戸時代の拵えと飛鳥時代の史実とが自分の
中で乖離したまま芝居が終わってしまった。

メインの“法界坊”である。観たのが2日目ということで、ベテラン
2名の台詞の怪しさはともかく、一通り楽しむことができた。最初に
観たのが勘三郎“一座”だったので、それに比べると落ち着いた舞台
ではあるが、猥雑なエネルギーがてんこ盛り状態だった勘三郎達から
すると物足りなさもあちこち感じたりする。

とはいえ、逆に考えれば吉右衛門らしい法界坊ではあるのだ。大喜利
の“双面”では拵えが野分姫だけであったのは少し物足りない。ただ
勘三郎で観た時のはグロテスクな面容ではあった。

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