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イギリスのブレア首相が退陣する。10年前に颯爽と就任した姿を思い 出す。 同世代として最も早く権力の頂点に登りつめた人間で、エネルギッシ ュな姿には期待を持っていた……。決定的に絶望したのは、アメリカ の片棒を担いでイラクに参戦したことである。結果的にはこれが彼の 致命的な失敗だと言える。 そうでなければ、北アイルランド紛争を収束に導いたという歴史的な 業績を誇ることができたはずで、あるいはノーベル平和賞も待ってい たかもしれない。 やはり最も知りたいのは、どうしてブレアがかくもアメリカ追従する ような方向に進んだのかということである。それこそ今は保守党政権 ではないかと勘違いしそうになるくらいだったのだ。アメリカ追随が 金科玉条の極東の国の政治家だったらまだ理解できるが、なぜブレア がアメリカにお追従することになったのか、いまだに理解できない。 《戦争と平和のトピックス一覧》 |
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