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zoom RSS 自話§尾瀬を歩く〜至仏山[下]〜

<<   作成日時 : 2007/11/28 12:01   >>

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《承前》

そうは言っても人間2時間も足を動かし続ければ何とかなるもので、
文句を言いつつ、いい加減嫌になってくる頃に山頂に到達することに
なる。やれうれしやありがたや、である。

すっきりと澄み渡った朝の太陽。真下に広がる尾瀬ヶ原、どっしりと
した燧ヶ岳。左に眼を転じると奥に会津駒ケ岳、手前に景鶴山。北に
は大白沢、白沢を経て、平ガ岳のぽってりとした山容を望むことがで
きた。

この絶景を独り占めというのが本当に申し訳ない。登っている時は、
さんざんに恨み言を毒づいてしまったが、この光景を前にすると、す
っかり涅槃の境地に達するが如くの都合のよさなのである。

山頂の西側はといえば、東側とは様相を異にした荒々しいガレ場であ
る。利根川源流の山々もようやく目覚めたばかり。空気が澄んでいて
かなり遠くの山々まで見渡せるが、遠目に見てもさてどれがどれだか
……。などと見惚れてしまいそうになるところを立ち上がり、先を急
ぐ。小至仏を経てオヤマ沢田代までの稜線歩きは慎重に歩を進めたが
田代から鳩待峠までは休憩なしで一気に下って時間を稼ぐ。

鳩待峠に飛び出す。そこは既に下界との接点で、中継点としては甚だ
具合が悪い。駐車場に自動車が停まっていたりしているのを見ては、
里心がついてしまうではないかと視線は真っ直ぐアヤメ平へと向かう
登山道を見つめるのである。

……ああ、しんど……
                            <続く>

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