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zoom RSS 顕話§ミュンヘン一週間[19]サロメ

<<   作成日時 : 2009/05/26 08:05   >>

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[承前]

さて最終日になってしまった。実はというか新演出初日ということで
我々が事前に取れたチケットは1枚であった。それでは意味がないの
だが、当然チケットは売り切れていた。それならばとチェックインの
翌日にはホテルのコンシェルジェのところにチケットの確保を依頼し
たのだ。

はたして公演の前日に彼のところに行くと、ニヤリと微笑んで連席の
チケットを2枚渡してくれた。我々が持っていた1枚も彼が引き取り
それでまた誰かの手に渡ったことだろう。

休憩なしの一幕仕立てだから気楽といえば気楽だが、題材が何ともで
はある。筋立ても複雑なわけではないのが救いか。

サロメを歌ったのはヒルデガルト・ベーレンス、ヨカナーンはエッケ
ハルト・ウラシア。ナラボートをまだ若かったペータ・ザイフェルト
が歌っている。

演出はアウグスト・エファーディンク、指揮をしたのはジェフリー・
テイトだった。この舞台は、先年東京の新国が拝借して公演を打って
いたので観た人もいるだろう。砂漠の民の巨大なテントの中で展開し
ていくというのは、見た目にもわかりやすいものだったりした。

それでも幕が降りた時には数人ほどのブーイングが聞かれ、エファー
ディンクがカーテンコールに登場した時もブーイングが飛んだ。それ
以外はさほどの騒ぎにもならず、初めてのプレミエ体験としてはちょ
っと拍子抜けといったところ。ちなみにサロメの“露出”もほどほど
で節度あるものだったという記憶である。

我々も最後まで残って拍手をしていたら、一列置いたその先の席で熱
心に拍手とブラボーを繰り返している女性がいた。ちょいと横顔が見
えたらルチア・ポップだった。伴侶のザイフェルトに向けられての拍
手だったが、何とも微笑ましい場面として記憶に残っている。
                            [続く]

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