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zoom RSS 民話§広場がない日本という国

<<   作成日時 : 2010/04/14 00:02   >>

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もう40年くらい前、NHKで平賀源内を主人公にした『天下御免』と
いう時代劇が放送されたことがある。なかなかおもしろかった。

その一話に、源内が“江戸改造計画”を上申するというのがあった。
火事が多い江戸の町に広場を作って防災拠点にしようと考えたのであ
る。

ところが老中の水野忠邦だったかがあっさりと却下。理由は“広場な
ど作ると町民が不穏な集まりを起こしかねぬ”というのだ。

長じて、ドイツあたりを旅行すると必ず広場が存在していて、それが
単に通り道というだけではなく、様々な集会に利用されるということ
で、人的な交流が活発に行なわれている。単純にそれがうらやましか
ったのである。

何が民主主義を育てるか……実はこういう広場の存在ではないかと、
その『天下御免』を見て以来考え続けている。

十年一日なんてものではない、あの愚かしい選挙カーから繰り返され
る決まり文句や、愚にもつかない内容の選挙公報などなど。それは、
候補者の質は有権者の質でもあろうとは思うが、いずれにしても馬鹿
にされているようなものである。

そんな広場であるが、人が集まって主張を通そうとするあまりの流血
沙汰の歴史でもあろう。だが、少なくとも“声を上げる”という場の
存在が大事なわけで、ドラマでの話であったにしても、お上が広場を
作ろうなどとは決して考えるはずもなかったということが、何を意味
するか理解できるような気がしたのだ。

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