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zoom RSS 弦話§ルノー・カプソンのヴァイオリン

<<   作成日時 : 2013/04/25 00:00   >>

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若手ヴァイオリニストで、このところ俄然評判になっているフランス
生まれルノー・カプソンのリサイタルを聴こうと武蔵野まで足を伸ば
してきた。ピアノは28歳の若手ダヴィッド・カドゥシュ。

ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 c-moll Op.45

リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ Es-Dur Op.18

たっぷりと美しい弦の音色、十全なテクニック、そして色気も加わっ
て、3曲ともに張り詰めた演奏を堪能した。

1曲目のドビュッシーは、彼が最晩年に作曲した“遺作”ともいえる
作品で、現代音楽に通じるような楽想とドビュッシーらしいメロディ
ーが強烈なインパクトをもって対峙、激しくぶつかりあって印象的な
音の世界に耳を奪われたのである。

2曲目のグリーグも、ドビュッシーと同じく初めて聴く曲だが、音楽
を把握できないままにカプソンの妙技を聴きおくに留まったのは残念
なことだった。

休憩後のシュトラウスを聴くのは2度目。どこかで聴いたことがある
……オペラのモチーフを髣髴とさせるシュトラウス節は、耳の愉悦と
言ってよく、カプソンのヴァイオリンにフルオーケストラといっても
おかしくない分厚いピアノ伴奏で張り合ったカドゥシュの力技も見事
だと言っておきたい。

アンコールはコルンゴルトのオペラ『死の都』からアリエッタの歌と
レーガーのロマンス。どちらも初めて聴く曲だったが、本プログラム
の激しさをしみじみとクールダウンさせてくれた、心にくい選曲だと
感心しつつ、熱演にスタンディングで応えた武蔵野の聴衆もまた熱い
反応なのだった。

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