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zoom RSS 廻話§ラインの黄金〜飯守泰次郎〜新国

<<   作成日時 : 2015/10/09 00:01   >>

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さて、3年越しとなる指環上演の最初『ラインの黄金』を観てきた。

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指揮:飯守泰次郎
演出:ゲッツ・フリードリヒ
美術・衣裳:ゴットフリート・ピルツ

ヴォータン:ユッカ・ラジライネン
ドンナー:黒田博
フロー:片寄純也
ローゲ:ステファン・グールド
ファーゾルト:妻屋秀和
ファフナー:クリスティアン・ヒュープナー
アルベリヒ:トーマス・ガゼリ
ミーメ:アンドレアス・コンラッド
フリッカ:シモーネ・シュレーダー
フライア:安藤赴美子
エルダ:クリスタ・マイヤー
ヴォークリンデ:増田のり子
ヴェルグンデ:池田香織
フロスヒルデ:清水華澄

東京フィルハーモニー交響楽団

飯守泰次郎の指揮する音楽は、前奏曲から遅めのテンポ設定が少しも
どかしくも感じられた。どこかちぐはぐな音楽のようで、安全運転を
心がけるあまり、まとまりには欠けていたようだったが、気がつけば
ニ―ベルハイムへと降りていくあたりで持ち直していたようである。

音楽が始まったのは14時5分を過ぎた頃、終わったのが16時40分は、
2時間35分ほどと、去年の東京春祭でヤノフスキーが演奏会形式を指
揮した時が2時間15分だったのに比べると、いささか鈍重だった感は
否めない。

ラジライネンのヴォータンは、以前ほどの頼りなさは解消されつつあ
るものの、線の細さは否めずか。それと歌手陣だが、今回なぜか男声
も女声も、それぞれ似たような性質が揃ってしまったような印象で、
差異を感じることはできなかったのである。

ゲッツ・フリードリヒは複数回の指環演出を手掛けたが、フィンラン
ド国立歌劇場のプロダクションはフリードリヒ最後の手になるもの。

舞台と演出は拍子抜けするほどにシンプルで刺激的とは感じられなか
ったが、時折1987年にベルリン・ドイツオペラ日本公演のトンネル・
リングでも使われたのと似たような……例えばニーベルハイムでアル
ベリヒが侏儒たちに指図をしていたコンソールや、幕切れでワルハラ
に入場する神々が“三歩進んで二歩下がる”という、なかなか入城し
ない≒入城するのを躊躇する動きなどを懐かしく見ていた。

全体としては、とても残念な上演で、前回“トーキョー・リング”の
今を描くような刺激は感じられず。

終演後は新宿に出て買い物をし、初めて入るとんかつ屋を試してみた
が、悪くはなかったものの、もう一息という感じがした。

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