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zoom RSS 悠話§定年直前旅[35]トリスタンとイゾルデ

<<   作成日時 : 2015/10/02 00:00   >>

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[承前]

というわけで16時開演の『トリスタンとイゾルデ』である。我々的に
は長い旅行中で最後の目玉ということでもある。しかも、前日までの
30度超から20度台まで下がり、劇場に行く仕度も万全にできたのだ。

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ペーター・コンヴィチュニー演出の舞台は、日本公演で一度観ている
が、あまり感心した記憶はなかった。だから今回も、舞台に関しては
期待することはなかった。

指揮のフィリップ・ジョルダン(アルミン・ジョルダンの息子)は初め
て聴くが、前奏曲からあっさりめの音楽作りで、もう少しだけ濃密さ
が欲しいなと思う。

当初、ペーター・ザイフェルトがトリスタンを、エリーザベト・クー
ルマンがブランゲーネを歌うはずがキャンセル。それぞれロバート・
ディーン・スミスとミシェル・ブリートに変わった。クルヴェナール
はアラン・ヘルド、マルケ王はルネ・パーペで、とりわけパーペの深
いバスがマルケ王に合っていて、この夜一番の聴きものだった。

この日と、もう一日で最後のイゾルデとなったワルトラウト・マイヤ
ーは慎重な歌唱でスタミナを温存しているように感じられた。そんな
こともあってか『愛の死』のじんわりと沁み通ってくる歌声は、パワ
フルではないけれど、我々の時代のイゾルデとしての存在感を十分に
感じさせてくれたのである。

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カーテンコールが長く長く続いて、最後まで付き合いはせずに歌劇場
を出たところで、空腹であることに気がついた。歌劇場の正面にある
“シュパーテンハウス”で、締めのビールを呑んだのだ。
                            [続く]

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