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zoom RSS 鄙話§冬の旅〜プレガルディエン〜室内楽

<<   作成日時 : 2016/04/08 00:01   >>

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東京・春・音楽祭、クリストフ・プレガルディエンが歌う『冬の旅』の
室内楽版を聴いてきた……先週土曜日のことである。

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テノール:クリストフ・プレガルディエン

ピッコロ、フルート、アルト・フルート:小山裕幾
オーボエ・ダモーレ:金子亜未
クラリネット、バス・クラリネット:西川智也
ファゴット:長 哲也
ホルン:日橋辰朗
アコーディオン:ジョセフ・ペトリック

プレガルディエンが歌う『冬の旅』……もう何度実演を聴いたことだ
ろうと思い返していたが、たぶん5回くらいかと思うのだが、聴いて
いくごとに円熟を感じるという喜びが大きかった。

そして今回の室内楽版では、さらに歌唱に凄みが加わったような気が
したのと、ピアノ伴奏では楽器の音色が粒立ちよく角が立っているの
に比べて、木管五重奏にアコーディオンという編成は、角の丸い音色
なので、プレガルディエンが意識して歌声のエッジを際立たせたとい
う印象だが、そうすることで声がくっきりとして聴こえてきたのだ。

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この日の曲順は上のようなもの。詩の作者ヴィルヘルム・ミュラーが
最終的に残した詩の順が使われている。実は、それをすっかり失念し
ていて『菩提樹』の後に『郵便馬車』の前奏が始まった時は、客席で
のけぞってしまった。その後、さて慣行版の順序がどうだったのか、
頭の中で混乱をきたしながら聴くことになってしまったが、終わり近
く21曲目に『春の夢』が置かれ、すべては夢幻だったと言っている。

なお通常歌われる曲順は以下の通り(カッコ内の数字が変更順序)……

1. おやすみ Gute Nacht
2. 風見の旗 Die Wetterfahne
3. 凍った涙 Gefrorne Tränen
4. 氷結 Erstarrung
5. 菩提樹 Der Lindenbaum
6. 溢れる涙(7) Wasserflut
7. 川の上で(8) Auf dem Flusse
8. 回想(9) Rückblick
9. 鬼火(18) Irrlicht
10. 休息(19) Rast
11. 春の夢(21) Frühlingstraum
12. 孤独(22) Einsamkeit
13. 郵便馬車(6) Die Post
14. 霜おく頭(10) Der greise Kopf
15. 烏(11) Die Krähe
16. 最後の希望(12) Letzte Hoffnung
17. 村にて(13) Im Dorfe
18. 嵐の朝(14) Der stürmische Morgen
19. まぼろし(15) Täuschung
20. 道しるべ(16) Der Wegweiser
21. 宿屋(17) Das Wirtshaus
22. 勇気(23) Mut
23. 三つの太陽(20) Die Nebensonnen
24. 辻音楽師 Der Leiermann

アコーディオンのジョセフ・ペトリックが録音時のメンバーだった以
外は、日本人の若手によって演奏されたが、最初は何となくもどかし
い部分もあり、どうなることかと思ったが、徐々になじんでいったよ
うに感じた。セッションが一回だけというのは何とももったいない。

印象的だったのは『宿屋』の伴奏で、アコーディオンとフルート以外
の4人がハミングで伴奏を付けていたが、これには驚かされた。リー
トの伴奏に声を使うとは思ってもみなかったことである。

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