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zoom RSS 歳話§初めての定年[39]年金生活者として

<<   作成日時 : 2017/01/30 00:00   >>

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[承前]

去年の8月一杯で頼まれ仕事を辞めて以降、どうやら“年金生活者”
という存在になってしまったようだ。

現状で支給されているのは、勤務先からの退職年金と、退職直後61歳
支給開始の厚生年金で、厚生年金は65歳から満額支給となる。

狸の皮算用ではないが、定年退職する前から頻繁に計算をしていて、
贅沢こそできないけれど、どうやらこうやら生活していけそうだとい
うめどはついていた。

知人に頼まれての仕事は、だから“事のついで”みたいなものだった
から、知人の急死であっさり手を放してしまった。小遣いとしては、
十分に過ぎる額をいただいてはいたが、知人が死んだ以降も仕事を続
けようとは思わなかったのだ。

かくして年金生活者としての毎日を送っていて、それはまあ何とも穏
やかな日々の連続で、嘘偽りなく惚けるかのような日常と化してしま
っている。

それは健康的な生活とは言えないかもしれない。だが、そうしている
思いの中に“37年半仕事をしていたから”という言い訳がましい部分
が見え隠れしているのも正直なところ。

定年退職後も、何くれとなく仕事をしているのは、現金収入が欲しい
ということ以上に“何かをしていないと……ボケる”みたいな強迫観
念が存在していて、背中を押されるように仕事を為しているようだ。

だから、心の片隅には常に、何かをしなければいけないのではないか
という思いがくすぶり続けている。
                            [続く]

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