ひだまりのお話

アクセスカウンタ

zoom RSS 手話§五月大歌舞伎昼の部〜彦三郎襲名〜

<<   作成日時 : 2017/05/10 00:00   >>

トラックバック 0 / コメント 0

五月大歌舞伎は恒例の團菊祭で、何とも賑やかな興行になっている。

七世尾上梅幸の二十三回忌、十七世市村羽左衛門の十七回忌に加え、
八代目坂東彦三郎が初代楽善に、長男の五代目亀三郎が九代目彦三郎
を、次男の初代亀寿が三代目亀蔵、五代目亀三郎の息子が六代目亀三
郎を、それぞれ襲名するのだ。下は御贔屓より贈られた祝幕。

画像

というわけでまずは昼の部を観た。彦三郎襲名狂言は『梶原平三誉石
切』……“石切梶原”である。彦三郎の梶原平三に、楽善が大庭三郎
を、そして亀蔵の俣野五郎と一家総出である。

おおよそ予想していたとおり、逃げることなく真っ向勝負で気持ちい
い梶原平三だった。白い半紙に衒いなく楷書の文字を書きつけた……
そんな印象も抱いたが、なまじ小賢しく器用に務めたならば、何がし
か空々しいものを感じただろうが、現時点で彼ができる舞台がこれだ
ということを示したのだ。

これが吉右衛門のような大看板の舞台であれば、そこかしこに変化球
を放ったりして客を引き込んでいくところを、新・彦三郎はそこまで
技巧を凝らすことはできない。だかむしろきちんと演じることで、役
の性根をつかむことができるはずである。変化球を投げるのは、それ
ができてからのことで、いずれにしても、彼の成長が楽しみである。

二本目、義経千本桜『吉野山』は、相変わらずたゆたっている舞踊で
昼食後としては眠気を催す。菊之助の静御前はともかく、海老蔵の源
九郎狐は相も変らぬ台詞回しと、何だか姿勢がよくないと感じたのは
じぶんだけだろうか。

最後の演目は菊五郎の十八番『魚屋宗五郎』は、菊五郎以下、時蔵の
女房おはまに、團蔵の父典蔵といった面々の安定したアンサンブルが
はまって、清々しく後味のいい五月の歌舞伎を観た思いがした。なお
菊五郎の孫で寺島しのぶの長男である寺嶋眞秀(4歳)が酒屋丁稚与吉
役で初お目見得をしている。

《歌舞伎のトピックス一覧》

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
  ビッグイシュー基金      
手話§五月大歌舞伎昼の部〜彦三郎襲名〜 ひだまりのお話/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる