ひだまりのお話

アクセスカウンタ

zoom RSS 天話§六月大歌舞伎夜の部〜夏祭浪花鑑〜

<<   作成日時 : 2018/06/19 00:01   >>

トラックバック 0 / コメント 0

日曜日の午後、ゆるゆると歌舞伎座夜の部に出かけた。少しは陽射し
が出るという予報だったが、午後に一瞬だけ太陽が顔をのぞかせただ
けだった。

画像

夜の部は『夏祭浪花鑑』と『巷談宵宮雨(こうだんよみやのあめ)』の
二本立て。

まずもって吉右衛門の団七九郎兵衛。七十を超えてさすがに小回りは
きかず、ちょっともっさりした団七ではあるが、心理描写の巧みさで
濃厚な舞台に仕上げていた。そんな吉右衛門を、歌六の釣舟三婦が、
きっちり受け留めてそのバランスも上々である……歌六の三婦と東蔵
のおつぎ夫婦がちょっと歳を取り過ぎていると感じなくもないが。

義父殺しの“長町裏”は、橘三郎の義平次と団七の立ち回りのじっく
りと遅めのテンポが舞台の緊張感をいや増しにしたものの、御簾内の
祭囃子の音量で、舞台の台詞が聞き取りにくかったのが残念。

団七の祭神輿を追っていく花道の引っ込みは、コクーン歌舞伎で勘三
郎がやったような、祭の衆に紛れてというわけではなく、通常の舞台
だったのでいささか物足りず。

団七伜市松を寺嶋和史が務めたが、父の菊之助が母親お梶、祖父の吉
右衛門が父親をという複雑な構図。錦之助の一寸徳兵衛、雀右衛門の
お辰が好サポート。種之助の玉島磯之丞と米吉の玉島磯之丞は、おま
まごとのような演技。

二つ目『巷談宵宮雨』は24年ぶり上演という宇野信夫の怪談風戯曲。
はじめは、どんな筋なのかを客席が図りかねていたようだったが、半
ばあたりのコメディ風味から、松緑の太十が芝翫の坊主龍達を毒殺し
てからの怪談仕立てに至るまで、ようやくテンポも上がって客席が沸
いてきた。

とはいえ、梅雨のこの時期に暗めな舞台を2本続けてというのは、ち
ょっとどうかなと思いつつ21時5分終演。電車を乗り継いで22時過ぎ
の帰宅。

《歌舞伎のトピックス一覧》

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ビッグイシュー基金      
天話§六月大歌舞伎夜の部〜夏祭浪花鑑〜 ひだまりのお話/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる