劇話§十八代目中村勘三郎襲名披露…総括

昨日で3か月に渡る歌舞伎座での披露公演が終了した。これ
から大阪や名古屋、京都、さらに地方巡業も控えているので
先は長いが、とりあえずの一区切りで少しほっとしているこ
とだろう。

それにしても直前の警察沙汰でいきなり水を注されたことで
大げさに言えばどこか異様な雰囲気で三月大歌舞伎が始まっ
たような気がする。3か月を一通り観た感想は、やはり尻上
がりに調子を上げていったというところだろう。このところ
松緑や海老蔵のような若い役者の襲名公演が続いた。これは
周りも気を遣って盛り上げていこうとするので、本人もその
雰囲気の中で緊張しつつも、どこか伸び伸びとできる部分が
あるように思えるが、これが大名跡の襲名となると、本人の
自覚がピリピリと周りに伝わり、本人の意識意欲とは別に、
全体が引っ込んだ印象の舞台に見えてしまう。それが今回の
勘三郎の前半だったように思える。

これから三月、四月、五月と分けて、各月の印象を総括して
みよう。

http://hi-damari.at.webry.info/200506/article_1.html
http://hi-damari.at.webry.info/200505/article_52.html
http://hi-damari.at.webry.info/200505/article_49.html

★ひだまりのお話★

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