旅話§国境を越える~徒歩だったり車だったり

画像














いまだに地面に国境線があるというのが不思議である。

その線を越えただけで言語が違ってきたりするのだから、目
に見える国境線を持っていない日本人にとっては、いよいよ
もって不思議である。

訪れた(とにかく入国したことがある)国は6か国で、英語圏
はなし。そのうちの一つは、歩いて国境のパスポートコント
ロールを通過して、国境に沿った川に架かる橋を渡って入国
した。時間がなかったので滞在10分でとんぼ返りの国境旅行
だった。

もう一つは、いわゆる一つの“リヒテンシュタイン公国”で
ある。大きさは、都内だと八王子市と、もしくは小豆島と似
たような面積である。ここには車で行き来した。オーストリ
ア国境には“検問所”があって、パスポート・チェックをし
ている。係官はパスポートをチラっと見るだけで、目で行け
と合図する。スタンプも押してくれない。

実際に訪れるまでは、もっと山深いアルプスの岩峰の谷底の
ようなところにあるのだと思っていたが、想像ははずれた。
首都ファドゥーツに向かって左側がライン河の河岸段丘でブ
ドウ畑が続いていたりする。河岸段丘から角度がついて2000
m級の山々に連なっていく。右はるか下をライン河が流れて
いる。無料の駐車場を見つけて車を入れ、市内を昼飯がてら
2時間ほどぶらついたら飽きてしまった。それにどう考えて
もここが独立国(スイスと関係深いにしても)とは思えない。

車を出して、山の中腹にあるリヒテンシュタイン公の城に向
かった。厳重な警備など何もなく城の入口まで容易にたどり
着ける。運がよければ公のお散歩に出くわすとか何とからし
いが、どうもこの日はお留守だったようである。写真はファ
ドゥーツの市内から見上げたお城。

お城からライン河を見下ろした。ライン河の向こうがスイス
で、川を下ったすぐ右側がオーストリアである。

★ひだまりのお話★

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック