蹴話§日本ラグビーフットボール選手権

第43回決勝戦は、生憎のコンディション下での壮絶な戦いと
なり、東芝府中とNECがどちらも最後まで譲らず、6-6
の両者優勝で幕となった。

このところのぐずつき気味の雨の秩父宮は、おかげで若干の
空席が目立ちはしたものの、息詰まる試合展開で、最後まで
眼を離すことができない戦いだった。

とはいっても雨降りのおかげで、華麗な球回しでの展開ラグ
ビーとはならず、敵陣地にキックを蹴りこむという“仕方な
い”状況になってしまったのは残念である。

失点を最小限に食い止めるのと身上とするNECのディフェ
ンスは強固そのもので、特にマークした選手に対しては2人
3人と食い付いて一歩も進ませないという気迫は、東芝府中
を上回っていたが、攻撃へのアプローチが満足でなくペナル
ティゴール2本に留まったのは残念だった。

東芝府中は総合力ではNECを上回っていたはずだが、あれ
だけきっちりディフェンスされてしまっては、後半のバツベ
イ投入も甲斐がなかった。東芝もPG2本だったが、正面近
いペネルティキックがはずれたりして、決定的な力の差を見
せつけることはできなかった。

さて来年であるが、早稲田監督を御役御免となった清宮がサ
ントリーに監督として復帰、これが台風の眼になってくれる
だろうか。

大学ラグビーは、20年ほど前に明大のフォワードとして活躍
した藤田剛がヘッドコーチに就任する。少しはコーチングス
タッフも若返ってくれるのだろうか。なにしろ明治のラグビ
ー部は外部から見ると、いわゆる“小姑”の巣窟のようであ
る。現在の低迷している明治が何とか、その状況から脱して
大学ラグビーの向上の一翼を担えるように希望したい。

★ひだまりのお話★

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