音話§マーラー『大地の歌』室内オケ版

ブルックナーとかマーラーが苦手だとは以前にも書いた。

ではあるがまったく聴かないわけでもなく例えば『大地の歌』などは
大音量を避けて、最初からヘレヴェッヘが指揮したシェーンベルク=
リーンの編曲による室内オケ版に親しんでいる。その後しばらくして
ブーレーズ&ウィーンフィルの録音を買ったがあまり聴いていない。

テナーはハンス・ペーター・ブロホヴィッツでアルトはビルギット・
レンメルト。オリジナル編成であったら、おそらくブロホヴィッツが
歌うことはなかっただろうと思う。冒頭のドシャメシャな音量も室内
オケ版だと……大音量好きには物足りないだろうが……ほどよく緩和
されて、歌のニュアンスも十分に聴き取ることができる。

……それでも終楽章の長さは閉口ものである。ただ室内オケ版の場合
はフルオケほどの劇的に音量が変化するわけではなく、全楽章を通じ
て淡々と聴けるという利点はある。

日本でもアンサンブル金沢のような室内オーケストラが出てきている
ので、実演でも取り上げ易そうな気がするのだがどうだろうか。

ついでにオルフの『カルミナブラーナ』も正規編成のオケによる録音
は持っていない。我が家にあるのは、BISから出ている2台のピア
ノと打楽器というシンプルな編成の録音なのである。

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