羞話§ショスタコヴィッチの交響曲

FMで景気のいい音楽が流れていた。以前確かに聴いたことがある。
誰だろうと考えながら、とあるフレーズというかハーモニーでプロコ
フィエフの何かだろうと思った。

景気のいい楽章の後にしっとりとした緩叙楽章が続き、そして終楽章
の音楽が……景気のいいティンパニの連打が耳に飛び込んできた。

……ショスタコヴィッチの交響曲第5番だった。苦しい言い訳をする
と、もし第一楽章を聴いてさえいれば、プロコフィエフなどと考える
はずもなかったのだ。それにしても見事な勘違いである。第二楽章を
聴いていて、それではプロコの何なのかと考えていて思いつかずに、
その時点で考えることをやめてしまったのである。

プロコフィエフはバレエ音楽をメインにぼちぼち聴いてはいるものの
ショスタコヴィッチは5番以外に聴いたものは、一曲の弦楽四重奏く
らいなのだ。

というわけで、気だるい日曜の午後の思いもしない取り違えには軽い
照れ笑いでごまかすしかなかったのだった。

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