銘話§アメリカは9・11を風化させるか

ヴェトナム戦争の苦い経験から30年ほどしか経っていないのに、懲り
ずに戦争を遂行するアメリカの“秘密”を知った気がした。

9・11の追悼式典が行なわれた頃の新聞の見出しに“もう、9・11の追悼
は十分(Enough)ではないか”というものが掲げられていた。これこそ
この先も戦争をするという意志の表明のようなものではないかと感じ
たのである。

忘れなければ戦争をしない、ということではないが地球上に存在する
多くの国々の人々が、それぞれ戦争の記憶を所有していて、あるいは
他国に対する“恨み”のようなものが前面で出ていたりもするのだが
そうやって“思い起こす”というアクションを繰り返すことで、平和
へのエネルギーに転化させていくべきものだと思うのだ。

アメリカだって60年以上も前の“リメンバー・パールハーバー”のよ
うな標語があるくらいであるのに“いい加減に9・11を忘れよう”とい
う動きが出てくるは解せない。どこの誰が言い出すのだろう。

広島の8・6や長崎の8・9、ドレスデン大空襲の2・13のように
戦争による巨大な災禍を風化させないと思いがあり、それらをもって
平和にリンクさせようという強い思いがある。

忘れないことの重要さは地球に生きる我々が等しく共有せねば。

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