長話§三連休・北信州往還[1]高速道の事故

連休に出かけるのは、車の渋滞あれこれであまり多くはない。今年は
一応記念の年でもあるので、2泊してうまいものでも食べようと衆議
一決(たった二人)、久々に長野県は白馬まで足を伸ばすことにした。

チェックインが遅めの宿なので、昼頃に家を出た。普通に運転しても
3時間とちょっとの道のりは、連休なのでもう少し余分にかかるだろ
うが、それでもあわてて出かけることもなかったのだ。

はたして、八王子の料金所をはさんで国立府中から相模湖あたりまで
ノロノロと渋滞で、そこまでで1時間半を要してしまった。相模湖か
ら流れ始めて、今回初めて下り車線が2ルートに分かれるところを走
った。3車線の新しい上りが完成していたのだ。……これなら順調に
行けるだろうと思ったのも束の間、笹子トンネルの直前で、車が突然
動かなくなった。事故でも起きたかと思って200mほどノロノロと
進んだ登坂車線で発炎筒が焚かれていて、3台ほどの車が停車してい
て、その先の追越車線にフロントガラスが割れたトラックが斜め横向
きで停まっていた。直接の事故に関わったのは2台。

注意して先を進むしかなかったが。どうも人間が路肩の下に落ちてい
る様子だった。連休が終わって家でニュースをチェックしたところ、
以下のような事故だったことを知った。

9月15日午後1時50分ごろ、大月市笹子町黒野田の中央自動車道下り
線で、会社員、●●○○さんの普通トラック(2トン)が、エンジン
トラブルのため登坂車線に停車していた○○●●さんの軽乗用車に追
突した。故障車の様子を見ようと軽乗用車の前面に回り込んでいた○
○さんが、追突の勢いで押し出された車にはね飛ばされ、14メートル
下の法面に転落した。○○さんは東海大のドクターヘリで神奈川県内
の病院に搬送されたが、右肩と腰の骨を折る重傷。○○さんの車に同
乗していた○○●さんも頭を打つ軽傷。●●さんにけがはなかった。

(毎日新聞より転載、人名は伏字)

我々の車からは1分とかそういう範囲で起きた事故だったと思われ、
直近だったらどういう判断ができただろうと考えながら先を急いだ。
死亡事故でなかったのも不幸中の幸いである。

笹子トンネルから先は車も空いていて、順調に距離を稼ぐことができ
た。豊科インターを下りてすぐにガソリンを補給。大町を経由して、
白馬に向かう道筋がずいぶんと変わったことに少し戸惑ったが、道に
迷うこともなく、宿に着いたのは午後4時頃。ほどよく空腹が進んで
食事が待ち遠しかったのである。
                            <続く>

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