渉話§聴かなくなったCDを売る

CD棚を今の場所に移して何とか整理をつけたのだが、その作業中に
CDが棚から溢れるようになってしまった。

何か物を買うことは、人間の持つ根源的な“所有欲”を満たしはする
のだが、その後“不要”な状況になった時の見極めのようなものは、
多くの人の苦手とするところである。

CDなど、買う時はけっこう積極的であったりしても、長く愛聴する
ものは限られてくるし、棚を眺めていて“何でこんなの買ったのだろ
う?”と自問するようなのもあったりして、いい加減優柔不断状態も
続けられなくなったのだ。

そこで今回の整理だが、まずもって“この先、絶対聴くことはない”
と思われるものを躊躇せず袋に入れた。その中には、買ってはみたが
明らかに一回も聴いていないものもあった。それなら買わなければい
いのに、どうして買ってしまったのか首を傾げてしまう。あるいは、
歌曲などは1曲目で“鐘一つ”の判定を下されてお蔵入り。どれもこ
れも、このまま所有すれば“死蔵”ということになるので、この際だ
からと売りに出すことにした。それで引き取り手が現れれば、そんな
CDにとっても幸福なことである。

ところで神保町の“Sレコード”に持ち込んだのだが、その結果はと
言うと、およそ50枚程持ち込んで……??円也……お察しください。

【去年の今日】来話§1988年ミラノ・スカラ座[1]

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