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zoom RSS 歌話§『タンホイザー』新国立劇場[上]

<<   作成日時 : 2007/10/23 12:01   >>

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新国立大劇場のオペラ鑑賞は、2005年の『マイスタージンガー』以来
という不真面目さである。

それもこれも、これだったら観に行ってみようと思わせる意欲的かつ
魅力的な出し物が見当たらないからなのだ。新国立劇場には“祭り”
が存在しないのか……。

「悔しかったらその気にさせてみろ!」とか何とか悪態の一つもつき
たくなる。おまけにというか、新国のワーグナー上演ははずさないと
いうつもりでいたら、何というか『さまよえるオランダ人』はしっか
りスルーしてしまったのだ。

というわけで『タンホイザー』に行ってきた。ハンス・ペーター・レ
ーマン演出の舞台は陳腐の一言。どこにも“ああ、そういうことだっ
たのか”というサプライズの一つも潜んでいなかった。というか、ど
うも『タンホイザー』というオペラ自体にそういう舞台設定をさせて
しまう何かが潜んでいるような気がしたりする。そうなればなったで
邪魔をしない舞台だということにもなるのだが……。

それは冒頭のヴェーヌスベルクのバレエ……どうして新国立劇場バレ
エ団よりも牧阿佐美バレヱ団の人数のほうが多いの?……のアイデア
の欠片もない月並みな振付けに眼を閉じたくもなったし、チープな樹
脂製の柱と時代的な衣装のアンバランスさも同様である。

俗世とヴェーヌスベルクの境界が曖昧である、というようなことを表
現したいとか、どうもそういうことではなさそうである。序曲で巨大
な迫がいくつもに分解して徐々に豪快に上がってきて、先を期待させ
たにもかかわらず、それ以降の能が無さ過ぎである。それこそ、三幕
でヴェーヌスが歩いて引っ込んだに至っては……冒頭の迫上がりは何
だった?のである。
                            <続く>

【去年の今日】悼話§中村源左衞門さん(歌舞伎役者)

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