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zoom RSS 中話§一年前は台北にいたさー[十]尼貝龍指環

<<   作成日時 : 2007/10/23 12:05   >>

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《承前》

今回の旅行の日程は三泊四日だが、初日は夜遅くに到着して最終日は
朝食もそこそこに空港に向かうために丸々使えるのは中の2日間だけ
である。もっともメインになる目的は2日目の午後のこと。

演奏会形式ではあるが、自前の上演として、アジアでは日本に次いで
ということになるだろうワーグナー『ニーベルングの指環』四部作を
國家交響樂團創立20周年の記念公演として舞台にかけるというのだ。

指揮は音楽監督の簡文彬、ブリュンヒルデはリンダ・ワトソン、ジー
クフリートをアラン・ウッドロー、ハーゲンがハンス・ペータ・ケー
ニヒというバイロイトでも歌っている人材を使い、グートルーネやグ
ンター、ノルンにラインの少女は台湾人歌手だった。

週をまたいでの上演なので、行くことにしたのは最終夜の『神々の黄
昏』だけになってしまったが、何を物好きにという声も聞こえる中を
アジアのワーグナーの音やいかにと、久々の好奇心全開で旅程を組ん
だのである。

ちなみに、中国語ではニーベルングの指環を『尼貝龍指環』と表記。
それぞれのタイトルはというと『萊茵黃金』『女武神』『齊格飛』と
なって、神々の黄昏は『諸神黃昏』である。ワルキューレは意を汲ん
での表記なのに、ジークフリートは漢字の音をあてるだけである。そ
のあたりの判断はどうなっているのか。……外来語をどう表記するの
か、もっとも日本語だって似たようなものなのだが。

かくして中正紀念堂敷地内にある國家音樂廳15時開演の『諸神黃昏』
に臨むべく調子を整えた我々は、地震頻発地域であるのに日本人から
すればどう見ても違法建築としか思えないビルだらけの台北市内をタ
クシーで会場に向かうのだった。いよいよ本番である。
                            <続く>
追記:台湾関連の記事をぽてぽてと巡回していたら、ほぼ同時期に旅行されていた台湾フリークさんのページがあったのでご参考まで。

憬話§我々の“バイロイト音楽祭”2008.08

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