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zoom RSS 自話§尾瀬を歩く〜弥四郎小屋[上]〜

<<   作成日時 : 2007/10/30 12:01   >>

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《承前》

今日泊まる小屋は下田代十字路でも一番に目立つ、尾瀬ヶ原に面した
弥四郎小屋である。8月も盆を過ぎた平日のおかげか、一人なのに相
部屋になることもなく、しかも至仏山を正面に望む絶好の一部屋をあ
てがわれた。

水芭蕉の週末など、ピークの時代だったら一人一畳もないくらいで、
六畳の部屋に8人とか10人とか、そんなすし詰め状態の時もあった。
近年の状況がどんなものかはわからないが、入山者数とかから考えて
も週末以外はそこそこではなかろうかと思うのである。

考えてみれば、夜行で沼田に着き、そこから大清水までバスに乗り、
大清水から尾瀬沼を一回りして燧に登って裏に下りて尾瀬ヶ原まで、
およそ12時間というも歩きっぱなしではないか。そんな体力は二十代
前半のものであり、ここで書いているのはあくまでも“ヴァーチャル
歩き”なのだ。

風呂が沸いたというので一番乗りで浴室へ。ゆっくりと湯船に浸かり
疲労を少しでも解消しようと努める。石鹸は使えないことになってい
る。そのかわりに湯船でたっぷりと汗をかくことにする。

風呂上がりには近くでも散歩しようかと思っていたが、部屋に戻って
原から至仏方向を眺めているうちに、とろりとしたミルク色の濃厚な
霧が中田代あたりまで覆ったかと見るうち、こちらに向かってきた。
夏の夕方おなじみの光景だが今日はお出ましが早いような気がする。
湯上りのクールダウンがてら、しばし見惚れてしまった。
                            <続く>

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