酒話§“こなから”で さっと留める 心地よさ

こなからは“小半ら”と書く。日本酒で二合半の量をこう呼ぶのだ。

二合では物足りずだが三合では持て余す……ちょうどいい塩梅の量が
“こなから”なのである。

昨年の初め、惜しくも閉店してしまった小川町の鶴八という居酒屋に
は冷酒用に二合と二合半のガラス徳利があり、生ビールが喉に落ちた
ところで、ちょっと迷いつつ二合半徳利で出してもらっていた。

これが自分には呑み過ごさなくても済む“ちょうどいい”量なのだが
数回に一回とかの割合(それ以上?)で、その日の体調もよくて体のほ
うから「もう少しいけますぜ」と言っているような気がして、それな
らと枡の樽酒をもう1杯もらってしまう。そこまで呑むとちょっとば
かりご機嫌になってしまう。

だが大抵は“こなから”でお勘定というのが精神衛生にもよく、そこ
がまあ年齢のなせる技だったりする。

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この記事へのコメント

2007年11月22日 22:29
よい言葉を教えていただきました。“小半ら”、語感もいいですね。

私の昨今は Weissbier一本(500ml) ではもの足らず、二本ではちょっと多いかなという感じです。半分残す筈もないので結局2本飲んでしまいますが。(^_^;)
2007年11月23日 11:12
まことに都合のいい言葉があるものだなと
勝手な都合で使わせてもらってますw

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