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zoom RSS 温話§春口廣と北島忠治〜かくも長き支配

<<   作成日時 : 2007/12/06 12:04   >>

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どのようなエクスキューズをしようが、指導者が入れ代わらない組織
には緩みが出たり澱みのようなものが生じて、気がついた時には修復
が難しく、手のつけられない状態だったりする。

スポーツの世界であれ会社組織であれ政治の世界であれ、似たような
ことは頻繁に起きるが“自分だけは大丈夫”とでも思っている……思
い込んでいるのか、要するに権力というものは麻薬のようなもので、
一度はまり込んだら手放すことができないものなのだろう。それがゆ
えに、けじめとしての任期が必要とされるのである。

明治大学のラグビーの思想を形成した北島忠治は60年以上も指導者、
思想的支柱であり続けた。それがゆえに現在の低迷が続いているのだ
と思うのは短絡に過ぎるだろうか。ただ実際に明治の試合ぶりを見て
いる限りにおいては、北島ラグビーという思想を呪文のように唱える
だけで、藤田剛にしても“北島忠次の呪縛”から逃れる術がなくて、
とうの昔に空虚化した思想で戦っているに過ぎないのではないか。

北島忠治の死後噴出した明治大学ラグビー部の一連の不祥事もまた、
長期政権を都合のいい錦の御旗にして、そこに群がったOBの傲慢と
慢心によるものであったと考えるしかないのだ。

関東学院ラグビーの場合もしかり。30年以上に亘った春口廣ワンマン
体制の陰で、ラグビー部が“聖域化”したがゆえの不祥事と言えるの
である。事件発覚直後の対応のにぶさは、事件の重大さを軽んじて、
軽微なな処分で逃げ切れると踏んだ春口と、彼に対して誰も物を言え
ない状況になっていた大学当局のスタンスの甘さが招いてしまったも
のだろう。

優れた指導者とは、同時に優れた後継者を見出して育成する能力も兼
ね備えていなければならず、自分自身の引き際もきちんとわきまえて
振舞うものだと思うのだが……。

周囲や世間が気づいていても、当事者には見えず、見えていても為す
術がないということがあまりにも多い。これは、いかなる組織にもあ
てはまる可能性があり、油断をしていればあっという間に姿を現して
組織を壊していくのである。

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