挽話§蕎麦屋で日本酒と小鍋と

“M”で蕎麦を食べるのは半年ぶりくらいか。

店の近くに住んでいる人間にめでたいことがあったので、いそいそと
出かけてきた。最初は当然ヱビスの生で、肴として“深川”の小鍋、
牛角煮。

小鍋はミニコンロにのせられて、浅蜊の剥き身に豆腐と千六本の大根
などを薄めの味噌味であっさりと煮る。浅蜊の味が出ていてうまい。
角煮も和風だしであっさりしたものだが、もう少し味が濃くてもよさ
そうではある。

ビールに続いて菊姫こをもらう。キリっと冷えて呑み口がいいので、な
んだかんだ“こなから(二合半)”呑んでしまった。うまい。

という渋い流れから、締めの蕎麦をどうしようかとお品書きを眺める
“釜あげ蕎麦”なるものが視界に入ってきた。茹でた蕎麦を、一度
水で締めてから熱い湯に泳がせてあるという。冬にはうってつけでは
ないかと、一も二もなく注文。海老天もつけてもらった。

蕎麦つゆも温かくしてもらってひとすすり。……細いそばがきとでも
いうような味の立ち方をしていてすこぶるうまい。冬にせいろは寒い
ものがあって逡巡するが、こういう蕎麦の食べ方はありがたい。大盛
りを頼んだが、ものの数分で片がついてしまった。こういう食べ方は
この季節ならではのもので、寒くなければもちろんせいろである。

《蕎麦のトピックス一覧》

この記事へのコメント

2007年12月20日 16:05
しかし、健啖家ですね~。(^_^)
2007年12月20日 16:15
そんなことないです(汗)。

小鍋に入った豆腐は2切れで、量と
しては味噌汁一椀程度ですし、角煮
も小さい一切れをもらったのです。

……蕎麦は大盛りを食べたかったの
で満足(笑)。

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