頌話§第九~第四楽章はアタッカで~

年賀状を書きながら聴いていたベートーヴェンの第九は、アンドリュ
ー・リットン指揮のN響の演奏。以前は毎年のように大晦日の中継録
画を見ていたが、最近はとんとごぶさたである。

聴いていたら、三楽章から一気に四楽章になだれこんだ。スコアには
“アタッカ”とは書かれているわけではないが、気分としては畳み掛
けるように始まってほしいと思っている。

このところ見ていると4人のソロ歌手は第二楽章の後に入場してくる
が、ずいぶん昔に見た記憶では第三楽章に入場してきたのがあって、
“そりゃないだろうよ”と思ったのだ。もちろん理想は、ソロ歌手も
含めて全員が最初からスタンバイしているべきだと思うのだが。

歌手にしてみれば喉のコンディションもあるだろうし、三楽章までは
“無駄で間抜けな時間”としか思っていないのかも知れない。

フィナーレでコーラスが……

Brüder!!

の一言を思い切りアクセントを強調していてびっくりした。ちょっと
やり過ぎと言えなくもなくて……

仏陀!!

と聴こえてしまった人がいたかもである。

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