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zoom RSS 別話§カラヤン最後の来日演奏会

<<   作成日時 : 2008/01/25 12:03   >>

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1988年5月5日、ヘルベルト・フォン・カラヤンがサントリーホール
でベルリンフィルを指揮した日本における最後の演奏会に行った。

1986年のサントリーホールのオープニング公演を病気キャンセルした
カラヤンの“これだけは”という意志が来日公演につながったのだが
その時既にベルリンフィルとの関係は冷ややかなものになっていた。
プログラムは……

モーツァルト:交響曲第39番
ブラームス:交響曲第1番

というものだった。確か最初に発表された時は、プロコフィエフの古
典交響曲(モーツァルトの協奏交響曲という説もあり)とベルリオーズ
の幻想交響曲だったかと思うが、気がついたら上記のプログラムにな
っていたのだ。

ベルリンフィルの能力を考えると、一度はベルリオーズを聴いてみた
いところだったが、そんな贅沢は言えない。カラヤン自身が、これで
最後の日本公演だなどとは考えていたはずもないのだが、結果的には
ドイツ・オーストリアの作曲家の作品で、日本に別れを告げることに
なったのである。

演奏を一言で表すなら……

究極のゴージャス

とでも言えるだろう。モーツァルトもブラームスも、ベルリンフィル
は本当によく鳴っていて、サントリーホールの空間を十分に満たし、
つまらぬ御託など入り込む余地などないのであった。

その日、自宅のオートリバースのカセットデッキに90分テープを入れ
てタイマー録音をしてみた。39番の冒頭こそちょん切れていたものの
休憩を挟んだブラームスは全曲が奇跡的に録音されていた。しばしば
プレイバックしては聴いている録音なのだが、その日の会場の様子は
20年経った今でも、まざまざと思い浮かべることができるのだ。

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