眺話§系統的な物事の捉え方の欠如

生まれついての性質というか、能力偏りのゆえか、物事を論理的とか
系統的に考える訓練を怠ったまま、徒に人生が過ぎていくのである。

我が思考がいかに直感に頼っているのか、中学の頃によくわかった。
数学の証明であるとか計算式であるとか、いきなり“解”が見えてし
まっておしまい。それでは、どのようにしてその解に至ったのかとい
う道筋を説明することができないのだ。

もちろん簡単な――三段論法程度とか――ものであれば、いくらなん
でもできないはずはなくて、それをきっかけにして、もう少しばかり
込み入ったものとかに出合うと、途中で集中は途切れて手がかりがあ
ちこちにとっ散らかったままで放り出してしまう。

結局のところ、大学でも論理よりは直感的かと思われる分野を専攻し
――その分野すら中途半端なままに終わってしまったが――、無関係
な生業に就いてしまって今に至るのである。

直感的かつ実質的な思考をするがために、先々どうなるかなどという
洞察力は皆無に近く、さて明日は、来週は、来月は、来年は……?
と考えていくと、最後には……

まあ 何とか なるだろで……

思考停止

【去年の今日】創話§もとより小説など

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