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zoom RSS 若話§歌舞伎の未来を観る

<<   作成日時 : 2008/02/05 12:01   >>

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歌舞伎役者の舞台姿を二代半くらい観れればいいなあと思っている。
ではあるが、本格的に観始めた年齢が“遅かりし”なので、歌舞伎の
時間には乗り遅れた感がありありである。

今、中堅以上で活躍している歌舞伎役者の父親の現役時代はテレビを
通じてでしか知らない。先代の歌右衛門しかり、先々代(実質先代)の
松緑、あるいは松本白鸚などなど。要するに明治から大正前半生まれ
の役者の実際の舞台はほとんど観ていない。というか大正の生まれで
舞台姿を観ているのは雀右衛門くらいのものである。

歌舞伎という“受け継がれる芸”であるならば、様々な世代の様々な
役者による各々の芸が観られれば理想的ではあるのだが、そんなこと
はいくら長生きをしても叶うはずのないことで、自分が生きて観るこ
とのできる数十年を楽しむしかないのだ。

過去の名人と呼ばれた役者の舞台を観ている人に対して“羨ましい”
と羨望のコメントを入れたら……

年老いた人間は未来の歌右衛門を観ることが叶わないかも知れない。

というニュアンスのお返事をいただき、眼から鱗の思いがした。過去
でも現在でもなく“将来の誰それ”へという思いを持たなかったら、
歌舞伎の継続性が不完全なものになりかねず、観客の側から歌舞伎の
衰退を導きかねないということになる。

いたずらに過去の、栄光のごとく見える状況だけに拘泥せず、未来の
可能性にも思いを馳せなくてはと思った。

【去年の今日】楽話§ブレンデルが弾くベートーヴェン

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