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zoom RSS 知話§せっかくの 優れた脳も 持ち腐れ

<<   作成日時 : 2008/03/12 12:01   >>

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この間、若い知り合いと話す機会があった。若いといっても四十代に
入ったばかり、まさに“分別盛り”の年齢であるはずなのだが……。

彼と知り合って10数年経つ。実にというか学業優秀で、そのまま研究
生活も送っている。ところが、そういう頭脳の優秀さと日常を送る上
での頭脳が乖離しているというか、自分の“天職”らしきもの以外に
頭を使おうという発想がないのである。

我々との会話の中でも、無意識にというか考え無しにというか……

〜それはどうしたら見れるのですか?

〜それはどこで買えるのですか?

〜どのような交通機関を利用したら行けるのですか?


と、これすべて“教えてクレクレ”のオンパレードで、これが初めて
会った10数年前、二十代前半の時から変わらないままなのである。

ある時期までは、多少うざいと思いながらも一つ一つ答えてやってい
たのだが、ある時に、それまで彼が質問していたことを全く覚えてい
ないということが判明し、さすがに勉強とか研究以外にも頭の使い道
があるだろうということを皮肉と説教交じりで説いたのだが、たぶん
馬の耳に念仏とか、釈迦に説法というか……。

以前“さみだれを あつめてはやし もがみが”と最後の一文字が抜け
ているのに、最上川と全くわからず“もがみがよ”なる珍解答をした
高校生クイズの出場者がいた――【去年の今日】参照――。

理数系の頭脳の持ち主の中には、稀にどうってことのない一般常識に
対する知識が欠落していたりして、文系人間とはまったく別の思考形
態を持っている節のある人がいたりするが、彼もまたその類なのかも
しれない。まあ、理系人間からすれば文系人間の思考のほうがもっと
不可解かも知れないが。

それにしても、自分の体内にハイスペックのコンピューターを持ちな
がら、それを活用するノウハウを身に着けようとしなかったというこ
とに対して、深い絶望を感じるのであった。

そう書きながら、ちょっとした知り合いにすばらしい頭脳の持ち主が
いることを思い出していた。その人は、ごくごく真っ当な日常感覚も
専門外の様々な知識や趣味もきちんと持ち合わせている、誠にもって
普通の人なのだ。

だから“彼”のケースは“彼だけの”ケースなのだと思いたい。

【去年の今日】奥話§さみだれを あつめてはやし もがみが?

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
殆どの人が能(脳)力の50%も使ってないそうです…。ダカラ、ロートルもまだ見捨てたもんじゃない。腐らせないように日々研鑽(^_^)。
Slow Cafe
URL
2008/03/12 14:04
でも、その当人は「頭を使え!」と
言おうものなら、

「頭のどこを、どのように何に使っ
たらいいのですか?」

などと質問をする類なのです(汗)。
HIDAMARI
2008/03/12 14:14
それは救いようがないですね(^_^)。
Slow Cafe
URL
2008/03/13 12:35

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