□話§日本的風景の終焉~マラソンの小旗~

陸連がマラソン競技などロードレースの共催マスコミに対して、小旗
の配布を禁止するというニュースを読んだ。ようやくのことで、ここ
に到るまでにずいぶんと時間がかかったものである。

いかにもな日本の応援風景であるが、はっきりいって昔から嫌いなの
であった。人間、手に持てば旗を振りたくなるという習性を持ってい
るから、あんな賑々しい状態になるのだ。

そもそも日本以外のロードレースの場で、あんな小旗を振っている光
景など見た記憶もないし、海外のマラソン中継を見ていると、沿道の
観客も日本のそれとは比較にならない“ほどほど”の人数であったと
思う。

とにかく、そういうこととは別にしても、あんな小旗をあつらえて、
お仕着せよろしく配りまくるっているのも“いかがなものか”と思う
のだった。終わってしまえば持ち帰る人もいるだろうが、ほとんどは
ゴミ箱行きで、それだけでも“資源の無駄”ではないか。

何回か同じようなことを書いた記憶はあるが、日本におけるスポーツ
の応援形態は、もう少しスマートになってくれないものかと思う。特
に、民放が仕掛けているような球技の応援風景などは、どこぞの国の
“喜び組”とか何とかいうやつと五十歩百歩ではないか。

【去年の今日】藝話§中村源左衞門と中村勘太郎

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