週話§土日短信~カラヤン百歳~

昨日が、ヘルベルト・フォン・カラヤン生誕100年であった。

NHKでは午前中から三部構成でカラヤン番組を放送していたが、ち
ょこっと見た時は、60年代の“映像”についてだった。

進行役のアナウンサーが、カラヤンの制作した映像を“賛否半ば”と
言ったのに某評論家氏曰く“ほとんど否定的”と、にべもない一言。

初めてカラヤンの映像を見たのは、テレビで第九だったかと思うが、
あまりにも不自然なカット割りとかオーケストラ配置に呆れてしまい
他も大同小異だろうと完全無視を決め込んだのである。

昨日見たのは田園交響曲の一部だったが、細かいカット割りに加えて
画面を猛スピードで振って移動させていたりして、人によったら眼を
回しそうだと思った。

映像もオペラ演出も、御本人の意欲とかやる気とは裏腹に、およそ指
揮の域まで達しなかった。実験だと割り切っての試作品というのなら
ともかく、あのような映像を商品化したということは、正直なところ
理解に苦しむのである。

【去年の今日】鼓話§長いことティンパニを……[上]

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック