週話§土日短信~東京のオペラの森の終焉~

結局は思いつきなだけの愚なる文化行政の成れの果てである。

どうせそんなところだろうと最初から思っていたことだが、なぜ4年
でオペラ制作を終わらせるのか、実行委員会の“一定の成果が得られ
た”なるコメントを読んでも理解できないまま。

オペラの何たるかも理解しようとしないままに文化の継続性を軽々に
蔑ろにするような姿勢だったら、最初からやらないほうがいい。やる
のであれば、歯を食いしばって10年、20年と展開させていくべきもの
だろう。

我々は、その前年に東京文化会館の運営をめぐって当時の館長だった
三善晃(作曲家)が抗議の辞任していることを忘れてはいないのだ。

つぶれることが見え見えの銀行に、何百億の追加融資をさせた揚句、
居直りきった某都知事のやる“文化”とはこの程度のこと……。

海の向こうでは、バイロイト音楽祭の後継がどうやら決まったようで
先だって急死したグードルンとの娘カタリーナと、前妻との娘である
エファの二人共同体制となり、ヴォルフガンクは勇退するとのこと。
この件については、この先に書くことがあるかもである。

【去年の今日】衡話§頭ばかりでも体ばかりでも

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