顧話§僕が生まれるほんの10年前・・・

我が国は、アメリカや中国、イギリスを相手に戦争をしていました。
既に戦況がどんどん不利になっていたというのが10年前のことです。

つまり僕が生まれた頃は、戦争の傷跡が様々な人達に、そして様々な
場所に残っていたのです。子供の頃の縁日では“傷痍軍人”と呼ばれ
る人達の姿を見ました。白い衣装に白い軍帽らしきものをかぶって、
手や足のない人達が縁日の街頭でアコーデオンを弾いたりしてお金を
もらっている姿が珍しくありませんでした。……もっとも、彼らのう
ちでかなりの人達が“ニセ軍人”らしいとかは後で聞いた話です。

20kmほど離れた隣町には、陸軍戦闘機を製造していた工場があって、
狙い撃ちの空襲で穴ぼこだらけになった建物を見た記憶もあります。

ところで、今から10年前の1998年というのは、どんな時代だったのか
というと、バブル景気は10年前も前に破綻していて、それが回復する
兆しを見せることないまま歳月が流れていたのです。

こうやって大雑把に10年という時間を反芻してみると、色々なことが
見えてくるような気がしますね。

【去年の今日】鉄話§大垣行き普通列車のこと

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