径話§ドイツと周辺で郊外の道を走る[下]

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↑この田舎道など、一直線で2km以上続いている

[承前]

最後に、田舎道と山道について簡単にまとめておく。どちらも似たよ
うなもので、違いはといえば起伏のあるなしくらい。

さて、地方道から目的地に向かってハンドル切ると、その先はまさに
“田舎道”が展開してくる。のどかな光景に眼を奪われそうになるが
そんな悠長なことは考えられず、年に一度の右側通行運転者としては
ひたすら慎重に前進しなくてはならない。

ところが、この田舎道というのが曲者なのだ。一本道で迷うようなこ
となどないのはいいのだが、山道のドライブはけっこうな注意が必要
だったりする。長いことツール・ド・フランスの映像を見ているが、
あんな道が普通の田舎の山道の地方道だったりする。で、彼らはああ
いう道を日本人の想像外のスピードで走りまくっていくのである。

おまけにというか、道幅がころころと変わる。広くなったり狭くなっ
たり、どういう基準になっているのかがわからない。ひとつだけわか
るのは集落近くになると狭くなり、集落を走る間は道幅が狭いという
ことである。単純にスピードが出せないようになっているのだ。

そんな道路を相手に運転するわけだが、乗用車以外にも定期バスやら
トラック、もちろん草刈を済ませたトラクターがのんびりと家に向か
っていたり、さらに注意すべきはオートバイに自転車乗りという存在
である。特にオートバイの連中は油断がならない。対向車線にちょっ
とでも間が空くと、スィっと追い抜いてくる。それをまた見通しの利
かないカーブが連続した山道でやられるから、時にヒヤリとすること
があったりする。

自転車乗りも少なからずいて、淡々と山道を漕いで登っている。最近
は日本でも色とりどりのユニフォームでツーリングというのが増えて
はいるが、層の厚さが何ともはやなのである。

《海外旅行のトピックス一覧》

この記事へのコメント

2008年06月23日 13:04
日常利用している者からすると、ドイツの道路網の走り易さは、道路に応じた的確な制限速度にあると思います。
二車線の中間的なAB予備軍である自動車専用国道Bの少ないのはアウトバーンへの格上げが絶えず準備され、そうして高速走行の安全性がより強化されます。
つまりABへのアクセスをよくして、一般道路を地元の利用に限るかに全力が注がれます。渋滞を避け環境を護る広義の経済性が追求されます。
山道も可能な限り100キロで走りぬける事が出来る国道(黒い森のB500が有名)にして、それが出来ない時、高速の制限が必要になります。黄色看板のある集落の生活道路は50キロ制限ですが、制限表示のある30キロ制限や歩行者優先ゾーンも少なくないです。
道幅と速度制限は、必ず表示がある筈です。ただ最近は集落の入口で強制的に速度を落とさせるロータリーが設けられている事が多く、50キロ制限以下を強いる生活道路も少なくないです。
ご指摘のように夜間の自転車などは最も危険性の高いもので、特に知らない土地では可能な限りABを利用して、一般道路を避ける事が安全と経済性を高める走行となります。
2008年06月23日 14:49
こんにちは、ごぶさたしてます。

いずれにせよ、日本(特に東京)での
運転よりは、ずうっと合理的な気が
しています。さほど込み入った経路
を走っているわけではありませんが
おかげで快適でスムーズなドライブ
を楽しんでいます。

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