伊話§ちょっとイタオペ~トスカ~

白状するが、実演を一度も観ていない『トスカ』なのである。

観るチャンスはいくらでもあったはずなのだが、あーら不思議という
べきで、今日まで観ることなく過ぎてしまった。そうこうしているう
ちに、モーツァルトとドイツ物以外のオペラから撤退してしまったの
で、おそらくこの先も観る機会はないだろう。

あるいは、あっちに旅行してそのタイミングでスケジュールに入って
いれば観ることはあるかも知れないが……。

トスカに関する思い出はというと美空ひばりが『題名のない音楽会』
で“歌に生き恋に生き”を日本語で歌ったのを見たことである。この
時は、美空ひばりの歌唱力を解剖するというテーマで、ジャズなども
歌わせたりして、様々な方向から美空ひばりの歌にスポットを当てた
のだった。

番組の一番最後にトスカのアリアが歌われていたのだが、もちろん見
事な“ひばり節”になりつつ、トスカの情感も歌い上げられていたの
である。

オペラのエピソードを集めた気楽な本の中に『トスカ』の幕切れの話
が出ていた。……高慢で有名なプリマドンナに一泡吹かせようと、大
道具係が、トスカが最後に飛び込む位置にトランポリンを設置した。
……飛び込んだトスカは見事に跳ね上がり、閉まりかかった幕を挟ん
で、聴衆との再度の邂逅をはたしたのだそうな。

……ホントかね?

《オペラのトピックス一覧》

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