書話§もう ずいぶんと 長いこと

クラシック音楽に関する書籍とか雑誌とかを読んでいないような気が
する。

前にも書いたように、クラシックの演奏会スケジュールを調べるのだ
ったら、書店やCDショップに置かれている“ぶらあぼ”一冊で十分
お釣りがくるくらいである。コンサートの日程だけでなく、テレビや
FMの放送予定などの記載もあるので重宝している。

クラシック関係の書籍であるが、作曲家の評伝らしきものは10年前あ
たりまで何冊かを読んだりもしたが今はさっぱりであるし、評論とか
いう類にはほとんど手を伸ばさない。若い頃は人の評論を読んで“な
るほど、そういう捉え方もあるのか”と感心したりもしたが、不惑も
とっくに過ぎ行きてしまって、人生の黄昏も視野に入ってきた身には
たとえ未熟な聴き方や捉え方しかできないままであっても、もう自分
の容量の範囲での受け留め方を大事にしようという方向性ができつつ
あるのだ。

もちろん、今の自分の在りようを形づくったのは何冊かの評論だった
り評伝だったりしているのは事実にしても、それだけに終わらず、仮
に乏しい頭脳が考えることでも、自分自身が見聞した事象に対しての
見解であるということを大切にしたいと思うのである。

《クラシックのトピックス一覧》

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