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zoom RSS 憬話§このたびの旅[18]バイロイト〜朝〜

<<   作成日時 : 2008/10/06 12:02   >>

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↑お散歩の途中で出合うワーグナー・カリカチュアなど

[承前]

“バイロイト詣”なる言葉に皮肉がたっぷりと含まれているのは言う
までもないが、大多数の人間がホテルに長逗留してワーグナーの長大
かつ巨大な作品を観るという環境下に置かれると、当然ながら浮世離
れした“非日常”の世界のようなものが現出するのだ。

はなはだ大げさに表現するのであるが、さしずめ、宗教の“聖務”を
淡々とこなす忠実な聖職者を彷彿とさせるがごとくの日々なのだ。こ
れこそがまさに“巡礼”というものである。

祝祭劇場からホテルに戻るのは23時を回ってしまう。当然ながら小腹
が空いているので、シャワーを浴びた後に軽く呑み食いして、という
作業を急いでもベッドに入るのは0時を過ぎてしまう。

そして目覚めるのは7時前後。できれば8時間眠りたいとは思うが、
常日頃とは状況が違い、おまけに海外旅行という二重の緊張感を強い
られているためか、6時間ほどの睡眠でも問題なく持ち堪えることが
できている。

8時頃には朝食に下りていく。食べるのは大体決まっていてコーヒー
にジュース、パンにハム類と、あれば卵料理といったあたり。ただし
続くと飽きてしまうので、適宜コーンフレークを挟んでみたりする。
それにベリー類を中心にフルーツとヨーグルト。ジュースのコーナー
に何気なくゼクトが冷やされていたりするが“聖務”さえなければ、
生ハムやスモークサーモンをつまみにのんびりと……などと思いつつ
横目でやり過ごしてしまう。

ゆっくり食べても1時間足らず。部屋に戻って用を済ませて、10時前
には午前の散歩に出る。……毎日がほぼこの繰り返しで、だから遠出
するという発想はなかったりする。そりゃあ自動車で少し郊外を走る
くらいは雑作もないことだが、ここまでくると何を今さらという感じ
で、マンネリを感じつつも街歩きに精を出すのが吉なのである。
                            [続く]

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