下話§おぉっと! 気がつけば歌舞伎だ

今週末は浅草に歌舞伎を観に行くことになっているのだ。

平成中村座が『仮名手本忠臣蔵』を4プログラム仕立て――いささか
複雑な組み合わせで、最初は訳がわからず――というもの。

串田版とか野田版だとか銘打たれているわけではないので、オーソド
ックスな舞台ということだろう。楽しみにしているのは、仁左衛門が
加古川本蔵を演じての『山科閑居』ということになる。

それはともかく、勘三郎は歌舞伎座への登場月数が少ない。今年もま
だ2か月だけである。ベルリンやルーマニアに行ったり、コクーンだ
松本だと忙しいのはいいが、少し身近なところを見回してもいいので
はないかなと思ったりする。

座組もほとんど固定されているように思われるし、そんな日程の中で
彌十郎が体調不良になって、納涼歌舞伎の役を変更するような事態に
なってしまった。本人はまだまだと思っているのだろうが、彼とその
同世代の役者は着実に年齢を重ねてきているのは紛れもない事実で、
そのあたりをケアするという発想も持ってくれたらと思う。

腰を据えることと冒険することと、うまくバランスが取れればなあ、
なのである。

【去年の今日】招話§ドイツ大使館で~再統一記念日~[Ⅰ]

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