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zoom RSS 憬話§このたびの旅[33]日本料理屋のこと

<<   作成日時 : 2008/10/20 12:03   >>

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[承前]

バイロイトに日本料理屋があると聞いたのは何年前のことだったか。

10日くらいの滞在だったら、わざわざ“日本食”を食べに出かけるこ
となど考えたりせず、多少“食”の不満には眼をつぶって頑張るくら
いはできる。

今回は長丁場ということで、最初から無理して突っ張るようなことは
考えていなかった。食べたければ行けばいいというスタンスで、だか
ら新しいショッピングセンターの“ロートマインセンター”向かいに
日本料理屋“誠”を見つけた時は、いずれ入ることになるだろうとい
う予感らしきものはあった。

かくしてドイツ旅行で初の日本料理屋体験をしたのは『トリスタンと
イゾルデ』の公演日の昼食である。入口の浮世絵もどきとか、中の様
子は微妙だったりするが、収集した情報のとおりで日本語の達者な中
国人夫婦が経営している。

快活な夫人がホールを担当し、寡黙な旦那が厨房で黙々と料理を作る
という仕事の分担。食べに行った日の客は我々だけ。昼よりも夜の客
のほうが多いのだそうである。

注文したのは鉄火巻とかっぱ巻きのセットと焼きうどん。これはもう
これだけのものが日本の外で食べられるのなら何も文句を言うことは
ないというレベル。日本の一流の店などと比べるようなことの発想自
体がナンセンスなわけで、十分に“日本の味”が存在したのだった。

もちろんこうした店自体、日本人を対象にしているというわけではな
く、地元のドイツ人を対象にした日本食であるがゆえの変容も起きて
はいる――後述――。

客が我々だけだったので、夫人が説明してくれたことによると、食材
諸々のロジスティック業務を司っているのはキッコーマンなのだそう
で、日本料理を通じて醤油を売ろうというのが根底にあるらしい。中
央の方針で仕事ができのだったら日本人であるかないかは関係なさそ
うなのである

これですっかり満足した単純な我々は、次なるアイデアを考えたので
あった――これもまた後述――。
                            [続く]

↓ドイツあたりにある日本料理屋の典型的な外観
画像

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