秋話§美しい友情~大相撲九月場所千秋楽~

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↑本日は“しょう油ちゃんこ”だ。どすこい!

国技館名物ちゃんこが250円に値上げしていた。五月場所は200
円だったはずである。

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11時半には国技館着、序二段取組の終わり頃から観始めた。十四日目
で白鵬が幕内優勝を決めてしまったので、館内の空気は消化試合とで
もいえばいいのか。それに千秋楽は通常より30分ほど早い進行なので
十両の取組が始まっても席の埋まりが遅く感じられる。が、もちろん
満員御礼。

↓分解写真を作ってみた(爆)
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十両取組途中の“協会ご挨拶”でも、理事長が横綱の休場を詫びてい
たが、前理事長はそういうことなどで謝ることはしてはいなかった。
世論を鑑みて加えられたものだろうが、先行きはなかなかに大変そう
だと思われる。

さて、千秋楽といえば恒例の“七勝七敗”力士の動向ということにな
る。今場所七勝七敗で千秋楽を迎えた幕内力士は12人、そのうち給金
を直すことのできたのは5人で、7人は負け越している。もっともと
いうか、琴欧洲と安美錦という2人は“是より三役”の取組で勝ち越
すことができた。相手は既に勝ち越しを決めていた千代大海と魁皇。

某四コマ漫画家は、彼の漫画の中で七勝七敗の力士が勝ち越すことを
“美しい友情”なる実に巧みな表現を用いていたりする。

七勝七敗力士の中では、栃ノ心が頑張っていたように見えた。しっか
り組んで投げ技もあるし、体だけで出世してしまって自分の取り口を
見つけられないままでいる琴欧洲よりは強くなりそうな気はするが。

それと豪栄道の成長である。ひょっとすると稀勢の里を抜くかも知れ
ないと思わせてくれたがどうだろう。一応注目ということで……。

気の抜けた相撲になるかと思わされた結びの一番だったが、琴光喜が
意地を――懸賞が37本――出して好一番になった。最後は地力に優る
白鵬が寄り切って勝負あったが、ちょっと得した気分。

表彰式の後、土俵上で出世力士の手打ちと、彼らが行司を胴上げして
の“神送り”の儀式があり、そこまで見届けて国技館を後にした。

追記:今週になって外部理事の起用がようやく発表されたが、きちん
と物申していけるかどうか“要観察”というところ。

↓出世力士披露。この後“神送りの儀式”
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《相撲のトピックス一覧》

この記事へのコメント

なつ
2008年10月02日 22:31
ひだまりさん、TBありがとうございました。私のほうからもTBさせて頂きましたので、よろしくお願いいたします。

私がこの前、千秋楽の「神おくり」まで観たのは、昨年の初場所だったのですが、その時の出世力士の中に、阿覧と山本山がいました。出世が早い人はあっという間ですね。

栃ノ心へのひだまりさんの期待、私も同感です。スピード出世するより、比較的下の方で揉まれた方が、よいんじゃないかと思っています。
2008年10月03日 13:27
外国出身力士の多くが、体力だけで
出世できてしまうので“相撲”をき
ちんと覚えることがなく、だからそ
の後行き詰まってしまうのは琴欧洲
や把瑠都あたりを見ていると、よく
わかります。そのあたりまで指導す
るのは容易ではないでしょう。

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