独話§ところでドイツ語なのだが・・・

旅行するのがドイツ語圏ばかりなので、片言ともいえないドイツ語を
使ってみるという悪癖が消えない。

一通りの挨拶言葉とか感謝の言葉――あるいは以前も書いたが偏食で
あるがゆえにドイツ語のメニューが読めるようになって、それで注文
できる……なので、なまじ英文のメニューを渡されると逆に何が何だ
かといこともあったりする――の類は当然のツールとして、きちんと
覚えて活用している。いわば“窮すれば通ず”という類でドイツ語を
使っているのだ。

それだけドイツ語圏を旅行するのだから、本当はもう少しドイツ語が
理解できるほうが有利ではないかと思うが、旧式化した頭の容量は既
に飽和に達していて、これ以上新しい何かをインストールできるよう
なスペースが見当たらない。だからせいぜい空きスペースを利用して
ドイツ語のボキャブラリーを仕入れておくくらいしかできない。

ただしここで生兵法の気を起こして、旅行中の日常でドイツ語を使お
うと助兵衛心を出してしまう。それが怪我の元で、ドイツ語が喋れる
と思った相手が次々に繰り出すドイツ語がまったく理解できなかった
りする羽目になる。それを冷ややかに眺めている同居人が……

だから、最初っから英語を話しなさいと小一時間

と、事あるごとにイエローカードを出したのである。それでもなぜか
やめられないのは、大昔も大昔の小学校5年生だったかの時に、アメ
リカンスクールの同い年の人間達と、何だったかなの交流があって、
お互いまったく言葉が通じなかったのに、双方が悪戦苦闘をした揚句
とにかく名前くらいは何とか知ったとか、そんなDNAが色濃く残っ
ているがゆえの懲りなさ加減なのかも知れない。

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