奏話§ミュージック“マイナスワン”

カラオケが一般化するよりもずいぶんと前のことだが、クラシック音
楽雑誌の広告にマイナスワン・レコードなるものがあった。

協奏曲などのソロパートが抜けていて、だからそれをプレイヤーにか
けて自分が独奏するというものである。記憶をたどってみると、交響
曲などでも例えば第一フルートが抜けていてというのまで売られてい
たような気がするが、どれほど需要があったものか。

わざわざマイナスワンを買わずとも、スコアを眺めながら自分の楽器
のパートを吹くなどということは誰もが一度ならず試しているはずで
中学生の頃、縦笛(スペリオパイプ)の音域がほとんどオーボエと重な
っていることに気がつき、録音を流しながら新世界交響曲のオーボエ
パートを吹きまくっていたことを思い出すのである。

・・・何というかかんと言うか、これが吹けちゃったのである。吹き
きれなかったのは、4楽章の3連符ソロパートの転調してからの音符
あたりとかいう記憶。

・・・シャープやフラットは2つまで! とかいう規則を作ってくれ
ないかと思ったくらいなのだ。

ところで我が家にもマイナスワンCDが一枚だけ、ヘンデルのリコー
ダーソナタの伴奏の録音である。

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この記事へのコメント

2009年01月25日 16:48
>>・・・シャープやフラットは2つまで! 

爆笑.....この業界にいるわたしも同じです。
「ト・ニ・イ・ホ・ロ・ヘ....」とシャープの数を数えて幾数年。(^_^;)
2009年01月26日 16:26
・・・できれば、ハ長調とイ短調で
すべてをまかなう……そんな無謀な
ことなどもちろん無理ですねw

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