容話§結局 観光名所と呼ばれる建物・・・

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↑ドレスデンのフラウエン教会、外観はもちろんだが見るべきは内部

ブログ内で“いわゆる観光名所に興味はなく・・・”みたいなことを
書き散らかしているが、なぜそうなっていったのかがおぼろげにわか
ってきたようなのだ。

建物が建物として存在しているのはともかく、建物の外観だけで完結
してしまい、それ以上の突っ込みようのない観光名所には興味がない
ということである。例えばミュンヘンの仕掛け時計の新市庁舎にして
も、毎日のように前を通っていてその都度仕掛け時計を見上げるかと
いえば、さっさとスルーしていってしまう。

確かに初めて見た時はミュンヘンに来たということを実感した気分に
なったようだが、そのうち興味を失ってしまうことになる。要するに
建物を表面的でしか見ていないのだから、あっという間に無感動にな
るのも当然のことなのである。それに我々の旅行自体が、いつも大体
似たような場所にそれも数日間滞在するという体裁だから、なおさら
日常化していってしまうのも無理はない。

建物だけでなく、その内部に入れるのであれば多少は興味の接ぎ穂に
なってくれる。ただし私的な建物になど入れる機会はおよそ考えられ
ず、飲食店やら商店などを別にしても、教会とか美術館であるような
ところにしか入ることはできない。そうして中に入るという行為には
大きな意味があるように思われるのだ。

車の外観だけ眺めていても、実際に走らせてみなければ性能がわから
ないのと同様に、建物だけぼーっと眺めていても、それは単に通過し
たというだけの意味しか持ち得ない。

【去年の今日】週話§土日短信~わらしべ夫婦双六旅~

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