育話§レディMはシベリアンハスキー

我が家のすぐ近くで、一匹のシベリアンハスキー犬が飼われている。

去年のある日引っ越してきていて、気がついたら庭でうろうろしてい
るのを見かけた。住人を見かける機会がないので、しばらく名前を知
らずにいたが、それではと『動物のお医者さん』にちなんで、勝手に
“チョビ!”などと呼びかけていた。

シベハスは元来がおとなしい性質なのだが、おまけに躾も行き届いて
いるので吠えることなどもまったくない。庭先でうろうろしていると
ころで声を掛けると、いそいそと寄ってくるのである。それでしばら
くチョビと呼んでいたのだが今年になったある日の買い物帰り、いつ
ものようにかまっていたら、近所の小学生が「!」と呼びかけたの
で、やっと本名がわかったのである。由来はもちろんわからないが、
果物の名前のである。だからチョビと同じく雌であるようなのでよ
かった。・・・何が?

が住んでいる家の以前の住人も犬を飼っていたのだが、これがトン
デモな駄犬で貧弱な体躯のくせして、のべつ幕なし吠えまくっていた
ものだから、わざわざ通行人などが寄ってくることなどもなかった。

だから今のが老若男女から満遍なく好かれている様子を見ると、や
っぱり躾されて行儀がいいからだよなあと思わせるものがある。犬が
嫌いではない同居人も、買い物の行き帰りに姿を見かけるとちょいと
寄り道をして撫で撫でしてやるのである。

寒さに強いシベハスだが、なぜか夜になると家に入れられてしまう。
箱入り娘でもあるらしい。

【ひだまりのお話の原点】

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック