独話§メルクリン・・・ヴァーチャルとの

ドイツの老舗鉄道模型メーカーのメルクリンが倒産した。

アタッシェケースに入るくらいの小さいレイアウトに列車を走らせる
みたいなのもあるが、興味がありはしたものの、残念ながら鉄道模型
に手を染めることはないままに終わりそうである。

倒産したという報道の中に“ヴァーチャルなゲームに押されて”とか
いう論調もあったが、はたしてそんなことで鉄道模型がジリ貧になっ
ていくものだろうか。

個人的には元々テレビゲームはやっていないし、パソコンのゲームも
内蔵の“ソリティア”あたりを暇つぶしにする程度。ゲームセンター
などもとっくの昔に行かなくなってしまっている。

そういう人間からすると、映像でのヴァーチャル体験と模型を構築す
ることで得られるであろう体験とは、まったく種類を別にしているの
ではないかと思うのだが、現在の潮流は画面を眺めながら手っ取り早
くあれこれするという方向なのだろう。

だが“古い人間”からすると、それこそ画面上で――いくら3Dだと
標榜しようが――妙に小奇麗で想像力を掻き立てずに、安易な方向に
ばかり流れていくというような状況というのはお寒いものがある。

ネットばかりに頼らず、リアルな環境に対しても、日頃からきちんと
視線を向け続けるというよきバランスが必要なのだ。

【ひだまりのお話の原点】

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