挽話§歌舞伎を観に行く日は・・・

歌舞伎座に出かける日だが、雨降りだったという記憶があまりない。

ここ数年来は、年に2ケタ回数をこなしているのに、傘を差して夜の
部への入替え待ちをしていないのではなかろうか。そうして考えると
自分にとっての歌舞伎座は“晴れ男”のような気がする。

……などと書き出して、そういえば雨降りの日にもあたっているのを
思い出した。それで、そういう日は銀座線を降りて、まっすぐ東銀座
までの地下道を歩き、歌舞伎座前の階段を上がったところで多少の雨
だったらそのまま建物に駆け込んでいたのである。

それで歌舞伎座に入って折畳み傘を畳んだという記憶がなかったよう
なのだ。そもそもクロークの“ク”の字もない歌舞伎座に、大荷物を
持ち込むのは愚なる哉。冬に観劇する時は早めに出かけて厚い上着を
収納するコインロッカーを確保するくらいなのだ。席に座る時には、
最低限の荷物だけで済ませたい。

そういう“荷物”に関して、新しく生まれ変わる歌舞伎座には、クロ
ークであるとか、そういうサービスができるだろうか。正直スペース
を想像してみると望み薄のような気はしている。それに昼夜入替えの
混雑で、クロークから荷物を引き取るというのは時間の問題も出てく
るという残念な帰結しか思い浮かばないのだ。

新話§大反対!歌舞伎座建て替え計画【案】

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック