週話§気まぐれ週末~冬の旅~

年に一回はシューベルトの『冬の旅』を実演で聴いているような気が
するのだが、正直に言えばけっこう“しんどい”ことなのだ。

1時間半とまではならないが、客席で息を殺して集中を続けるのが辛
くなって、あらぬことを考えることがないわけではない。というか、
気がつくと音楽を聴いてもいなければ、あらぬことも考えてはいない
という状態に陥っていることもある。都合のいい表現を使うなら……

無我の境地

……とでも言うのだろうが、単に集中が途切れているというだけのこ
とでしかなさそうである。その程度の人間でも、何がしか考える時を
持たせてくれるというのがコンサートだったり、リサイタルだったり
するのだろう。

昨日プレガルディエンの『冬の旅』を聴いたのだった。

【去年の今日】週話§土日短信~季節のうつろい~

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